新歓ツアー@渡月橋

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もう7月ですが、これは新歓ツアーです。コロナウィルスの影響で長いこと活動を自粛していました。対策を行ったうえで、日曜ツアーを再開しました。
昼食を一緒にとるわけにはいかないので、集合は14時。活動は3時間以内という制限もあります。ウルトラマンかな? 来てくれた新入生は3人で、まずはサドルの高さを合わせたり手信号を教えたりします。意外と大事なのが乗り降りだと思います。ぼくらは当たり前にやってますが、ロードバイクは足をつくときにサドルからいちいち降ります。ママチャリは座りっぱなしです。乗るときも、ママチャリは座ってから漕ぎ出しますが、ロードは漕ぎ出してから座ります。これに気づかないと乗り降りのたびにバランスを崩すので、けっこう危ないです。

小学生のとき、自転車のサドルが高いやつは、背が高いし運動もできるしカッコいい、みたいな風潮がありました。そこから逆に、サドル上げてるやつはカッコつけててダサい、みたいな風潮もありました。ぼくのところだけですかね。ロードのサドルが高いのはべつにそういうわけではなくて、それが一番漕ぎやすいからです。高さ0の基準面が、ママチャリだと地面にあって、ロードだとペダルにあるってことですね。ロードバイクの本質は漕いでるときにある、という設計思想を感じます。スタンドがなかったりビンディングシューズを履いたりするのも同じ思想です。止まった時のことなんていいから、走りだけ追求しようぜ。ガンガンいこうぜ。

渡月橋までは1時間くらいでした。みんなで写真を1枚だけ取って、すぐ帰りました。なんてストイックなんだ。
ぼくはずっと最後尾を走っていたんですが、帰る途中、丸太町通りで一度だけスピードを出しました。欲求不満だったので。まっすぐな道で信号も青で、気持ち良かったです。新入生がいるから抑えめで、という配慮は分かるんだけど、このくらいは出さないと楽しくないよね、という配慮もまた必要だと思うんです。ロードってそのためのものなので。ある程度スピードを出さないと、その凄さは感じられないと思います。そしてぼくの経験上、登りは脚力や自転車の差がめちゃめちゃ出るけど、平地はそこまで差がつきません。だから新歓ツアーは、平地はあまり手加減せず、登りだけよーく気を遣う、というバランスがいいと思ってます。(若林)

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